このストーリーは、現在少子化と言われている世の中で、1人っ子で
母親が妊娠中の姿を見たことが無い子供も多いと思います。そこで、
学校で妊婦さんとふれあい妊婦さんのことを知ってあらゆる場所で、
妊婦さんを見掛けたら優しく接する世の中が出来ることを願って
このストーリーを執筆することと致します。


ここは、とある町の小学校。

少子化は年々進み、それぞれの家庭でも1人っ子のところが
増えてきた。母親の妊娠中の姿を見たことがある児童も減ってきた。
そこで、その小学校では、福祉教育の一環として
妊婦さんとふれあう授業を行うことになったのであった。

小学校では、児童の母親で妊娠中の人を探していた。

学校の役員の中に、妊娠8ヵ月の菜奈美という女性が居た。
その女性の子供は、小学5年生の児童だった。
学校は、すぐに菜奈美に教育を行うことを話して、
その時に来てもらえないかと打診をした。
菜奈美は笑顔で そういった素晴らしい授業の
お手伝いが出来るのであれば、喜んでお引き受けしますと
受け入れてくれたのであった。

引き受けてから1週間後…、
その授業を行う日になった。
菜奈美は、普段着ているワンピースよりも、
お腹を見せられる服を選んだ。

学校に到着して、授業が始まる時間を待っていた。
先生が、今日は実際に妊婦さんに来てもらいお腹を
触ったり、お腹の赤ちゃんの音を聞いてもらいます。
講師の菜奈美お姉さんですと紹介されて、菜奈美は児童の前に登場した。

みんなは拍手で迎えてくれて、妊婦さんを初めて見る児童も多かったので、
興味津々に菜奈美の方を見ている児童も多数居た。

菜奈美は、児童の前でこうやって話した。
菜奈美「みなさん、こんにちは!私の名前は菜奈美って
言います。今日は、なっちゃんって呼んでねと挨拶をした。
続いて、妊婦さんを初めて見る人は挙手をしてって言うと
ほぼ全員の児童が、挙手をしたまず最初に、
お腹の赤ちゃんの音を聞くことから始まった。
菜奈美のお腹に、赤ちゃんの音を聞く機械を付けると、
元気に動く赤ちゃんの音が体育館中に鳴り響いた。

みんなが声を揃えて、すごい!って言った。
その後に、クラスごとに実際にお腹を触ってみて
妊婦さんの素晴らしさを体験する時間になった。
菜奈美は、お腹の部分をめくると大きなお腹が見えた。
みんなは、うわぁー、大きい!ってびっくりしたような
表情をする児童がほとんどだった。
菜奈美も、たくさんの人にお腹を触られるのは
初めてで緊張していたが、みんながお腹の赤ちゃんに
話し掛けてくれたりしたおかげで、とても幸せな気分になった。

時々、菜奈美の大きなお腹の中ですくすくと育っている赤ちゃんは、
元気に動いた。すると、児童たちはとても びっくりしていた。
菜奈美は、お腹の赤ちゃんがみんなに、
ご挨拶してるんだよと優しく微笑んだのであった。

児童のみんなが菜奈美のお腹を触り終えて、
最後に児童たちの感想を聞いて、
最後に菜奈美は、町とかで妊婦さんを見掛けたら
優しくしてあげてねって笑顔で言い。
妊婦さんとふれあう授業は、無事に終了したのだった。

菜奈美も、とても楽しい思い出が、出来たと笑顔で言って学校を後にした。


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