これはとあるカップルの話である。
知穂は、地元の看護学校に
通っていた。知穂には、前から
付き合っていた彼氏が居た。
知穂が、看護学校を卒業したら、
結婚する予定でいた。

知穂と結婚時期を話していた
数日後、知穂から大事な話が
あると言われ、知穂に会いに行った。
優希「知穂、大事な話って何?」
知穂「実はね…この頃、体調が
優れなかったから、産婦人科に
行ったの。そしたら、お腹に
赤ちゃんが出来ていたの。
私、ゆうくんの子供を産みたいよ…。」
優希「本当に?産んでもいいよ。
結婚が先じゃなくて、ごめんね。」
知穂「私、前からゆうくんの
赤ちゃんを産みたかったから、
妊娠が分かった時はとても
嬉しかったわ。」優希「予定日は
いつになるの?これから学校は
どうするの?」知穂「学校は卒業
するまで通うよ。予定日は、
卒業した後だから大丈夫だよ♪」
予定は早くなったが、前から
結婚の話は互いにしていたから、
両親にも反対されることなく
結婚の話は進んだ。それから、
数週間後に入籍して
晴れて夫婦になった。

入籍からあっという間に、
知穂は卒業式を目前にしていた。
無事に看護師の資格にも
合格して、産後の不安は無かった。

知穂は、無事に安定期を迎え、
お腹も徐々に大きくなっていった。
無事に卒業式を迎え、知穂は
出産準備を始めた。お腹はますます
大きくなりお腹の中で元気に
動いていた。今日も、家事をして
知穂は優希の帰りを待っていた。
優希は知穂のお腹を優しくなでて
くれたのであった。すると、
元気に動いてくれたのであった。

休みの日は、一緒に散歩をしたり
赤ちゃんの服を買いに行ったり
していた。我が子の誕生を
心待ちにしていたのだった。
知穂は、妊婦検診に出掛けた。
優希「妊婦検診の結果はどお
だった?」知穂「とても順調
だったわ♪性別も教えて
もらったよ。男の子だったよ。
どうりで元気に動いていたのね。」
あっという間に、臨月を迎え今にも
はちきれそうなくらいお腹は大きくなった。
あと3日で出産予定日になる
という日の夜に、いつもとは違う
痛みが襲ってきたのだった。
いよいよ陣痛が始まったのだった。
陣痛の痛みは、強くなった陣痛が
始まってから、数時間後、知穂は
分娩室に入った。しばらくすると
元気な産声が響いた。知穂は、
元気な男の子を出産したのだった。

名前は、「優陽(ひなた)」と
名づけたのであった。


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